ナスの自家栽培

我が家では毎年ナスを育てています。ちょっとした箱庭でもまたプランターでも簡単に育てられますので、始めて家庭菜園をやる方でも失敗なくできますね。 インド原産のナスは、高温とたっぷりの日照を好みます。日本の夏にマッチしているのでしょう。とにかくナスは一回実がつくといくらでも採れますから自分家だけでは食べ切れません。漬物や味噌汁、マーボーナス、焼きナス、いろいろと料理のパターンはありますが、何しろ毎日10個以上はとれますから処理し切れません。いつもご近所におすそ分けしています。

ナスの特徴

ナスの皮には、生活習慣病の予防効果があるといわれているポリフェノールの一種、アントシアニンが含まれています。品種の特徴を生かし、漬け物、天ぷら、焼きナス、炒め物、煮込みと、いろいろな料理で楽しめます。 ナスは植物学上の分類では、被子植物門・双子葉植物綱・合弁花亜綱・管状花目・ナス科ナス属に属する潅木性多年草とされています。そうなんですよ。日本では一年草ですが、熱帯地方では木になるのです。 ご近所にナスの専門家(ナス栽培専門の農家)がいるのですが、そこのナスは気の太さが10センチもあるのです。 苗が違うのではと思ったのですが、そうではなく農協から普通のナスの苗を買ってきて育てるそうです。育て方が違うと一笑に付されてしまいましたが。

ナスの育て方

植え付けは、昼の温度が20℃より高く、夜間も15℃より低くならないような季節を好みます。寒さに弱いため、植え付けは5月の連休以降が理想です。 苗は、多収で食味の良い長卵形の「千両二号」がおすすめです。茎が太く、節間の詰まった苗を選びましょう。病気に強い接木苗がおすすめですが、手に入らない場合は連作(同じ畑でナス科を続けて作ること)にならないようにしましょう。 風のない暖かい日に植え付けましょう。苗をポットごとバケツなどに入れた水につけて水を含ませ、苗の土の表面と、植え付けた土の表面の高さをそろえて、50cm間隔で植え付けます。その後、十分に水やりをしましょう。 植え付けた後は、土の表面が乾いていたり、葉がしおれていたりしたら、水をあげましょう。ナスの90%は水でできているため、水が足りないと実がかたくなってしまいます。  よく観察して、病気(カビのようなものなど)や害虫(アブラムシや葉を食べる虫など)が多いときは、薬剤を散布しましょう。園芸店などで市販されている、家庭菜園用のスプレータイプのものなどがおすすめです。 植え付けて1週間くらいで苗が根付いて大きくなり始めるので、苗1本に2mくらいの支柱を立て、ひもでゆるく固定しましょう。 植えて1ヶ月ほどで実がつき始めるので、肥料を株間の土表において、そこを耕しましょう。 ナスは植え付けてから1〜2ヶ月で収穫できます。1、2番目にできた実は、木の生長を促すために、小さいうちにとりましょう。収穫は3番目にできた実からにしましょう。皮がかたくなる前に早めに収穫した方が、おいしく食べられます。 開花するときに気温が低いと実が大きくならず、かたくて小さい「石ナス」になってしまいます。自然には落ちないので、見つけたら手で取っておきましょう。

ナスの育て方